■日本ハム:独特・メーカー発送「クール便」/「ハム」ってなに?
何気なく食べてる「ハム」のこと知ろう。
意外に知らず「ハム」とはなに?
★贈りもののハムの知識を知って贈ってあげましょう。
【ハム類】Hams/ハムは元来「もも肉」をさす言葉である。そこから豚のもも肉を塩漬け
にし、ゆでたり燻製にしたものをハムと呼ぶようになった。日本では、もも肉だけ
でなく他の部位を加工したものもひろくハムと呼んでいる。保存約60日。
・骨付/豚の骨つきもも肉加工の本来のハム。燻製してあるので香りがよい。
フランスのヨークハムは世界的に有名である。
・ボンレス/骨なし加工ハム。食べやすくサンドイッチやカナッペなどにする。
・ロース/豚ロース肉でつくるハム。日本で最も消費量が多い。
・ショルダー/豚肩肉でつくるハム。ハムの中では最も脂肪が多い。
・プレス、混合プレス/豚肉以外の鶏肉や魚肉を混合してつくる日本独特のハム。
・チョップド/プレスハムのつなぎの割合が日本農林規格(JAS)以上のものをいう。
【ベーコン類】Bacons/豚のばら肉を塩漬けして熟成したあと、長時間燻煙したもの。
燻製特有のよい香りがある。豚肉の保存法の一つとして、大きなブロックを塩漬けに
したのが始まりとされる。保存約50日。
・ベーコン/豚ばら肉でつくる本来のベーコン。脂肪は多いが、この脂肪が加熱によって
よい味と風味をだす。かたまりをポトフに加えたり、薄切りをスープ煮や
和風の煮物に加え味を補う。また、カリカリに炒めてサラダに加えたり
牡蠣や野菜・肉に巻いてソテーしたりする。
【ソーセージ類】Sausages/ヨーロッパを中心に、豚肉の保存を目的として発達した。
本来は塩漬けにした豚肉を細かく刻み、味付けして腸詰にしたもの。現在は、
牛・かも・羊・うさぎの肉や豚のレバー・血液なども利用されている。保存約45日。
・ソーセージ/長期保存に向かないものを通常ソーセージと呼んでいる。水分の多い
ドメスティックソーセージ。ボロニア、フランクフルト、ウインナー、
リオナ、レバーソーセージなど。
保存性を重視したもの。セミドライ、ドライソーセージ、ソフトサラミ、
サラミソーセージなど。
【焼豚】Roast Pork/豚肉を大きな金串に刺して直火であぶり焼きしたものをいう。
チャーシューともいう。中国料理の伝統的な調理法の一つである。
少し脂身のついた豚肉を皮を取り除き、塩・砂糖・味噌・醤油を合わせた
つけ汁で、下味をよくつけ串に刺し、炉の中に吊り下げてあぶり焼く。
そのあと麦芽糖を薄めた汁をからめてつやを出す。こうすると中は塩辛い
が外側が甘い、独特の風味を出すことができる。
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Q:ハム・ソーセージってどんな種類があるの?
A:JAS(日本農林規格)では、ベーコン、ハム、ソーセージ、プレスハム、混合
製品に分けられ、その種類は以下の25種類です。 ●ベーコン【5種類】 ベーコン、ロースベーコン、ショルダーベーコン、 ミドルベーコン、サイドベーコン ●ハム【6種類】 骨付ハム、ボンレスハム、ロースハム、ショルダーハム、ラックスハム(生ハム)、
ベリーハム (豚バラ肉を丸めて作ったもの) ●ソーセージ【10種類】 ボロニアソーセージ、フランクフルトソーセージ、ウインナーソーセージ、リオナ
ソーセージ 、レバーソーセージ、レバーペースト、ドライソーセージ、セミドライ
ソーセージ、加圧加熱ソーセージ、無塩漬ソーセージ
※リオナソーセージ/豚肉、牛肉を、70℃の温度で18時間スモークし、2時間ボイル
した製品。リオナとは、フランス・リオン地方を指す。 ●プレスハム【1種類】 ●混合製品【3種類】 混合ソーセージ、混合プレスハム、加圧加熱混合ソーセージ
◎これ以外に特定JASとして熟成規格が10種類あります。 熟成ベーコン、熟成ロースベーコン、熟成ショルダーベーコン、熟成ボンレスハム、 熟成ロースハム、 熟成ショルダーハム、熟成ボロニアソーセージ、 熟成フランク
フルトソーセージ、熟成ウインナーソーセージ
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【ボロニアソーセージとは】
ボロニアソーセージは、ウインナーソーセージやフランクフルトソーセージと原料や
製造方法は同じです。違うのは、ケーシングの種類と径の太さです。 ウインナーソーセージは、羊腸または製品の径の太さが20mm未満の人工ケーシングに詰
めて加工したもの。(羊腸であれば、20mm以上でもウインナーソーセージという) フランクフルトソーセージは、豚腸または製品の径の太さが20mm以上36mm未満の人工ケ
ーシングに詰めて加工したもの。(豚腸であれば、20mm以下でも36mm以上でもフランク
フルトソーセージ) ボロニアソーセージは、牛腸または製品の径の太さが36mm以上の人工ケーシングに詰め
て加工したもの。(牛腸であれば、36mm未満でもボロニアソーセージ)
Q:ハム・ベーコン・ソーセージは、どの部位を使っているの?

絵コンテ
k.moriguchi
A:豚肉は、肩肉、ロース肉、バラ肉、モモ肉の4つの部位に分けられます。 主に、ハムはモモ肉とロース肉で作られます。元々、ハムとは豚のモモ肉のことです。
モモ肉で作り、骨を抜いたものがボンレスハムで、ロース肉で作ったものがロースハム
です。バラ肉は、主にベーコンの原料として使用されます。 肩肉は、ソーセージの原料として使われることが多いのですが、大きな肉塊はショルダ
ーハムやショルダーベーコンとして使用されることもあります。
Q:賞味期間ってどうやって決めてるの?
A:製品ごとにその最高温度(10℃以下の場合は10℃で)で保存し細菌検査やPH・
油脂の酸化などの理化学検査、色・味・香り・食感の検査、表面状態の 観察など行
い、期間を設定します。その期間の7〜8割の日数を「品質特性が 充分保持されと
認められる期間」として、賞味期限を設定されています。
Q:ハム・ソーセージを食べ残しちゃいました。食べられますか?
A:まずは、品質保持期限を目安にしていただき、製品表面 にネト(ネバリ)がでてい
ないか、商品が膨張(真空の商品に空気が入っている・もともと含気の商品だが、袋内
の空気が増加している。)していないか確認してください。 ネトや膨張がみられたら、召し上がらないでください。 ネトや膨張がなければ、開封して製品の色・臭い・味を確認してください。 変色や異臭・腐敗臭、酸味がある場合には召し上がらないでください。
変色や異臭・腐敗臭・酸味が無い場合は大丈夫であると思われますが、気になる場合に
は、しっかり火を通してお召し上がりください。
【セールスポイント】
豚肉を加工して「ハム」にすると、栄養価がグッと人間に近づくってご存知でしたか。
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